昨日、また久しぶりに信玄餅を食べる機会に見舞われたんだ。
信玄餅。桔梗屋信玄餅。
山梨のお土産。というイメージの信玄餅。
なぜか、東京近郊に住んでると
案外よく食べる機会がある、らしい。
しかも、職場が多いらしい。
昨日のウチのも夫が職場でもらってきたものだったし(個別2箱分)、
友達たちからの情報からも、そうらしい。
…なぜ、職場…?
と思ったんだけど、考えてみたら、便利なんだろうね。
個別包装になってて、そこそこ個数入ってるから、
みんなに配りやすい、と。
そういうわけで山梨土産の定番、職場用お土産の定番(なのか?)
信玄餅ですが。
どうやって食べてます?
だいたい、このスタイルじゃない?
私も長年、このスタイルだった。
が、ここ2回は、ちがう。(2回かよ)
以前、テレビで見たんだよね。信玄餅の衝撃的な食べ方。
それを思い出して、やってみた。
それは…
こうだ!
ま、マジか!?
そう。箱から出すのだ!
これね、ちゃんと桔梗屋のHPにも載ってるんだよ、番外編だったけど。
あのプラ風呂敷に、こんな用途があったとは…!
自分の小さな箱にとらわれてる場合ではないのだ。
世界は広い、
箱を包む赤い家紋の入ったプラスチック風呂敷を広げた世界は
君が思った以上に広いのだ。
と言われているかのよう。(そう?)
気付かなかったよねぇ~。 気付けなかったよねぇ~。
箱の中で ちまちま混ぜて、
「こっ こぼれるっ! 汗」
とか、やってたよねぇ~。
ユー、始めから出しちゃいなよ!!
風呂敷は広いぜ! その平地で混ぜちゃいなよ!
断然 食べやすいぜ!
そんなかんじ。
以来、毎回こうして食べてます。2回だけど。
あ、でもね、
私の検証によりますと、
このステップ3の「四隅をもって混ぜる」は、やらないほうがいい。
これ見たときに
「スティックではなく、手で! 包んで直接揉むとな!!!」
と衝撃を受けたんだけど、
やってみたら、きな粉と黒蜜が混ざりすぎて、
なによりも、合理的すぎて、
面白くない。
楽しくないの。
これは意外な発見だったよ。
やってみて初めて気付いたよ。
信玄餅の醍醐味は、混ぜるとこ!
専用のヘラようじを用いて、
まとまらない きな粉と黒蜜を、
予想外の方向に流れゆく黒蜜を周辺のきな粉でなだめつつ黒蜜にきな粉を含ませ、
徐々に、流体の黒蜜を、もはや流れることのない粘土状に手なずけてゆく、
その過程にこそ、信玄餅の魅力があるのだ!
ということ。
一度やってみてよ。どっちも。
きっとわかってもらえると思う。
ヘラで混ぜてこそ、練ってこその、信玄餅なのだと。
あ、でね、このプラ敷上での練り方式で食べると、
箱の中で混ぜる場合より、
あますとこなくすべて、とてもキレイに食べ終わることができます。
ホレ!
ごちそうさまでした。ビューティフル。
それでは、また。 ごきげんよう、サカミチでした。