子宮頸がんワクチン、知ってます?
えっと、正しくは厚生労働省のHPとか見れば めっちゃ情報載ってますけど↓
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/
めっちゃ ざっくり言うと、
子宮頸がんは、20〜30代女性のガンでの死因の上位のやつ。
で、ワクチン(注射)打っとくと だいぶ予防できるやつ。
でも、副反応がヤバい!って評判になって 訴訟だとかモメて、
日本では2013年から、
国としては お知らせしなくなって、接種率がドーーーンと下がったやつ。
ごめん相当ざっくりになったけど、
もうね調べだしたら情報ありまくりだから、要点だけ言った。
詳しくは自分でググって!
でだ。今回お知らせしたいのは、
希望者は公費で接種できますよ
これについての体験談で〜す。
そもそも受けるかどうか迷いがあった→放置してた。
えっと、そもそもの問題としてね、
国が2013年から接種の推奨を中止したのには
さきほど言ったように、 副反応がヤバい!ってなってモメた という経緯があります。
それについても詳しく知りたい人は自分でググってほしいんですが、
そんな雰囲気もなんとなく知ってて、基本的には 世界的なスタンダードとしても
打ったほうが圧倒的にメリットのほうが大きい と思っていたにも関わらず、
ウチの子は 年齢的に まだ だろう、なんとなく様子見しよう、と考えるのを先延ばし
→放置して忘れていました。
唐突に お知らせが来た
11月20日に、保健所から郵送で お手紙が来ました。
そこには
「高校1年生に相当する年齢の方は、HPVワクチンの定期予防接種(無料)が受けられる最後の年(令和3年3月31日まで)になります。定期予防接種の対象期間中に3回の接種を完了させるためには、早めに接種を開始する必要がありますのでご注意ください。」
と書いてありました。
えっと。
ウチの娘、いま高校1年生。
で、このワクチンの接種スケジュール、
標準的な接種間隔だと必要な期間は6ヶ月。
…3月31日に間に合わないじゃん…
でも ※マークでこうも書いてある、
標準的な接種間隔で接種できない場合、
お急ぎモードの4ヶ月コースもあるにはある。と。
(↑ 4価ワクチン(ガーダシル)の場合。表現は私アレンジですが内容はあってます)
…えーと、
郵送物来たの11月20日で、3月31日までに受けろと。
…ずいぶんギリギリじゃねぇの…
でも仕方ないね、じゃ明日、指定医療機関に電話してみましょ…
断られまくる
翌日土曜日の朝。指定医療機関の医院に電話して
現在すでに高1の11月なので、4ヶ月コースでお願いしたい旨を説明したら…
断る医院 多し。
みなさん「標準的な6ヶ月コースならお受けできるんですが、それ以外の接種間隔については当院だけの判断ではお答えできません」と言ってお断り。
え〜〜〜。
いや、市からのプリントに4ヶ月コースでもいいって書いてあるんだけどな!
こちとら期限ギリギリなのよ!
…でも 受け入れてくれるところはなく 断られ続け、
1時間半ほど あちこちに電話した後にようやく
打ってもいいよ、っていうところと、
連休明けたら市に連絡して確認してあげる、それでOKだったらいいよ、
っていうところが見つかりました。
今年は現場がバタバタしてるぞ
最後の 確認してあげるね、っていう丁寧なクリニックと話してわかったことなんですが、
どうも今年は、最近 急に子宮頸がんワクチン接種について 該当家庭に お知らせすることになったようで、
瀬戸際の学年になるウチみたいなケースについてどう対応するか 保健所のほうから各医院への連絡はまだ行ってなかったそうです。
それで、多くのクリニックはイレギュラーな接種間隔の受け入れは断ってきたと。
そういうカラクリだったようです。
結局ウチに関しては その後、連休明けの本日になって ようやく、
3月31日までになんとか3回打ち終わらせましょう!っていう計画で受け入れてくれるところを確保できて、一応 見通しが立ったところなのですが、
今日(11/24) ワクチン注文で、接種スケジュール、
①11/28 →②12/28 (年末年始休み前日) →③3/28
ってかんじで、ギリギリっす。。。
特に 12/28、ここ受けそこなって年越しちゃったら即アウト
っていうか3回目の接種は自費。
自費だと (3回目だけで)¥18000 ですって。
高いんだよね、HPVワクチン。
でも、友達の医者にも言われましたけど、
「3回目で抗体価がはね上がるので3回打たないとあまり意味ない」らしいので、3回打つのは必須だそうです。
(ちなみに そもそも接種すべきかどうかについては 女医2人に即答で「絶対受けろ」と言われました)
なので、なんとかこの予定でいきたいところ。
こんなことになる前に!
今回の我が家のパターンは、市からのお知らせギリギリすぎ!とも言えるのですが、
自ら積極的に情報を取りに行く姿勢で考えるならば、
ボンヤリしてたら出遅れた、っていう話なだけ、とも言えるわけで、
国は 積極的な推奨は引き続き差し控えておりますが、
実はシレッと、小学6年生〜高校1年生 (※年齢ではなく学年で考える) に該当する女子に、希望すれば公費での接種、やってます。
受けると決めてるなら、時間に余裕を持ってサッサと受けたほうがいいと、
本当に思いました。
この年齢の女子を持つ親のみなさま、ご留意ください。
もうちょい言うと
今回、手紙を受け取って、
受ける?やめとく? っていうところから、色々調べてわかったことがあったんですが、
子宮頸がんワクチン、現在日本で公費で打てるのは
「 2価 」っていうのと「4価」っていう2種類のワクチンがあるんですけど、
ざっくり言って、2価ってのは主な2種類のHPV型への感染を防ぐワクチン、
4価っていうのは同様に4種類を防ぐワクチン、なので
だいたい単純に 4価を受けたいかんじです。
で、海外では今はもうだいたい 9価ってのが主流になってきてるそうで、
そりゃ9種類防げるならそれがいいよな〜、と思うんですけど、
日本では今年やっと承認がおりた、とからしくて公費で接種できるようになるのはいつになるかわかりません。
自費だとだいたい3回で¥10万くらいらしいよ。高い…
あとさらにね、
「子宮頸がんワクチン」て 女子だけの問題かと思えるかもしれないですけど、
男子も接種したほうがいいんですって (HPVは男性もかかる中咽頭がんなどの原因となる)。
世界では男子接種も公費で行われている国が増えていて、
日本では4価ワクチンの製造販売会社が男子への適用拡大を厚生労働省に承認申請してるところだそうで、
今後は男女ともに公費接種を目指す方向になるかもしれません。
とにかくさぁ。
子宮頸がんワクチン、国は積極的に お知らせはしてくれないから!
自費で受けると高いから!
基本的に受けといたほうがいいやつだから!
ポリシーとして受けないと決めている場合以外は、
高1の前半くらいまでには 受け始めたほうがいいこと、
覚えとくといいと思います!
やっぱり 当事者になるまで あんまり知らない人が多いみたいなので、
お知らせしてみました。
少しでもご参考になれば。